運命学は、これからの人生で起こる出来事や運命を予測し、より良い選択ができるよう導くツールです。
古代からある占星術や数秘術・手相学やタロットカードなどの占術も運命学の一部と捉えられており、今後起こる出来事をあらかじめ知っておくことで、最悪の事態を回避できると昔から信じられてきました。
運命学では東洋占術の五術である「命・ト・相・医・山」をベースに個人の運命を読み取ります。
五術の内容は以下の通りです。
五術
- 命(めい):生年月日や生まれた場所・時間などを元に運命を占う(西洋占星術や四柱推命など)
- 卜(ぼく):タロットやダイスを使用してこれから起こる出来事を占う(タロットやおみくじなど)
- 相(そう):色や形から吉凶を占う(手相・風水・姓名判断など)
- 医(い) :もともとの体質や治癒能力で病気の予防・治療をすること
- 山(ざん):おまじないや太極拳・ヨガなどで身体管理を行うこと
「命」で自分自身の性格や傾向を知り「卜」でこれから起こるであろう出来事への対策を整え「相」で今の自分の吉凶を見ます。3つの項目からそれぞれメッセージを受け取ってから「医」で病気の予防・改善をし、最後は「山」で健康な身体を維持できるようにします。
運命学は「命・卜・相」の3つだけではないかという意見もありますが「人間の運命のすべてを良くするためには、五つの技・方術が必要」と考えられているため、五術すべてがそろって運命学と呼ばれています。
注意点として、運命学は未来を完全に予測するものではありません。今後起こりうる出来事や運勢に関する傾向を表しているため、今後の人生がどう変わっていくかは個人の選択によって変化していきます。
あくまでも人生を良い方向に変えていくためのアドバイスとして結果を受け止めましょう。